村 会

村会については少数の地主、有産者の代表によって構成されていた。村会の議長は村長が兼ね会議は必要あるごとに議長、村長が召集した。この点も今日のように、行政の執行と議決機関が独立して存在するのではなく、村長の意志で議会をリードするよう仕組まれていたわけである。会議はまず議長、村長の開会宣言、出席、欠席、欠員それぞれの人数の報告があつて始まる。提案は議長がおこなうが、議案を書記に朗読させるのが通例であった。議事法では、一次、二次、三次と三回にわたる審議がおこなわれることになっていたが、一次のみで二次、三次の審議は省略することが多かった。しかも議会は満場異議なしでスムーズに進行する場合が多かったとみられる。また村長及び村長を取り囲む一部の有力者が会議を支配していたおもわれる。

村 会